【日本株・高配当編】今まで完全放置ししていた配当金の計算を、いろいろしてみる(2020年〜2021年8月まで配当金報告・税引後手取り額)

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はじめに

私は2020年の3月からコロナショックに便乗して、日本株と米国株の高配当株投資をスタートさせている。だが、その値動きや買付状況を報告してきたが、配当金の詳細を把握しきれていなかった。私生活が落ち着いてきたので、そろそろまとめて、地味ながら報告していきたいと思う。

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ただし、エクセルが自由自在に使えず、ほぼ手計算に近いので、しょぼさはご容赦いただきたい。

日本株配当金 初年度 2020年6月〜12月分 合計37,901円

2020月6月分 7,856円

(株)日本ケアサプライ441
旭化成(株)358
日本エス・エイチ・エル(株)259
(株)インターワークス742
(株)アマダ517
丸紅(株)280
住友商事(株)280
三菱商事(株)597
兼松エレクトロニクス(株)224
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ351
(株)三井住友フィナンシャルグループ718
オリックス(株)491
三菱HCキャピタル(株)380
(株)センチュリー21・ジャパン260
日本電信電話(株)267
KDDI(株)240
沖縄セルラー電話(株)246
蔵王産業(株)322
第一生命ホールディングス643
NTTドコモ240
合計7856

2020年9月分 4,796円

CDS(株)431
(株)自重堂1674
(株)インテージホールディングス431
(株)ブリヂストン479
JT1781
合計4796

2020年10月 2,345円

ニホンフラッシュ(株)202
NTTドコモ2143
合計2345

2020円12月 22,904

旭化成(株)421
(株)三菱ケミカルホールディングス383
日本エス・エイチ・エル(株)479
武田薬品工業(株)1220
(株)ユー・エス・エス223
(株)ノエビアホールディングス1798
(株)アビスト1220
(株)アマダ957
コマツ230
(株)バルカー180
伊藤忠商事(株)36
丸紅(株)343
三井物産(株)32
住友商事(株)1562
三菱商事(株)1656
兼松エレクトロニクス(株)260
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ1924
(株)三井住友フィナンシャルグループ2045
東京センチュリー(株)434
オリックス(株)1535
三菱HCキャピタル(株)1302
東京海上ホールディングス(株)1722
(株)センチュリー21・ジャパン1005
日本電信電話(株)718
KDDI(株)622
沖縄セルラー電話(株)246
蔵王産業(株)351
配当金合計22904

2021年1月〜8月まで 58,485円(12月期想定は8万円:2年目の配当金合計は14万円前後見込み)

2021年1月 109円

(株)TAKARA & COMPANY109

2021年3月 5287円

JAC Recruitment765
CDS(株)1116
(株)ブリヂストン1196
JT2210
配当金合計5287

2021年4月 17円

(株)プラネット17

2021年5月 2,789円

兼松エレクトロニクス(株)2789

2021年6月 46,117円

(株)日本ケアサプライ441
(株)サンマルクホールディングス1754
旭化成(株)421
(株)プロシップ335
(株)三菱ケミカルホールディングス699
日本エス・エイチ・エル(株)303
武田薬品工業(株)3013
(株)ユー・エス・エス267
(株)インターワークス25
(株)アサンテ48
(株)アマダ957
コマツ473
ニホンフラッシュ(株)202
(株)バルカー1635
伊藤忠商事(株)106
丸紅(株)755
三井物産(株)683
住友商事(株)2176
三菱商事(株)2083
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ3060
(株)三井住友フィナンシャルグループ4240
東京センチュリー(株)447
オリックス(株)2365
三菱HCキャピタル(株)3507
東京海上ホールディングス(株)2710
(株)センチュリー21・ジャパン3029
九州旅客鉄道(株)4522
日本電信電話(株)3376
KDDI(株)1052
沖縄セルラー電話(株)271
蔵王産業(株)1162
配当金合計46117

2021年8月〜9月初旬 4,166円

CDS(株)1116
(株)ブリヂストン1694
(株)TAKARA & COMPANY1356
配当金合計4166

配当金推移(16年で元本回収ペース)

想定する2021年12月の配当金を8万円前後(当てずっぽではなく、配当金アプリ43jugoで8万円強と出ているので)と仮定すると、配当金の伸び率はこんな感じだ。

1年目はもちろん、配当金を持株全部貰いきれていない。2年以降は大きな減配がなければ、年額で16万円+α(1%以上増配)もらえるようになっていく。

現在、日本株の時価総額は430万円前後(含み益80万円)トータル18万円だと、累積で2年で4.3%前後元本利回り5.2%)の累積回収率。以後は、それに配当利回り4.2%程度+増配率1%程度で回収できていくと考えると、15年弱で投資元本の350万円は戻ってくる計算
16年目以降は晴れて 配当年金+貯金元本 (フリーマネー&キャッシュマシーン化)となる。

日本株の高配当投資やってみて思ったこと

日本株の高配当投資をやってみて思ったことを箇条書きしていく

メリット

  • 何と言っても配当控除(税制)
  • 円でもらえること
  • 大企業株の値上がりのしにくさをはるかに凌ぐ利回り
  • 決算書が日本語
  • 無料の分析サイトが多い

デメリット

  • 何と言っても為替(国力低下や有事の影響を受けやすい)
  • 配当維持企業の少なさ(忍耐力が低い)
  • 決算期にやたらくる封書の山
  • 岸田首相のようなアンチ株の共産主義的な暴君
  • 増配企業の少なさ

未来のメリット

  • グローバル企業の買収による増配企業の増加(東京海上的な)
  • 自社株買い規制(これは高配当株投資家には悪くない)
  • 民主党政権などの政権交代(株価低迷で配当維持のボーナスタイム)

未来のデメリット

  • 税制の改悪
  • 人によってはマイナンバーの名寄せ
  • さらなる円安

日本の高配当株投資を行うようになって思ったのは、やはり米国株の高配当投資に比べてのデメリットである。比較すると以下になる。

米国高配当株に比べて日本株が劣る面

  • 株価高の恩恵を受けにくい(株価がクソな株が多い)
  • 増配維持率の低さ
  • 有事(アメリカは有事で上がる・日本株は有事で下げる企業多し)
  • 配当回数の少なさ(日本株1回〜2回・米国株は4回〜12回)

米国高配当株に比べて日本株が勝る面

  • 妙な優待制度(サンマルクホールディングスは凄すぎ:年率30%の利回り)
  • 為替の手間がない(デメリット面も多い)
  • 優遇税制(いつまで続くか……)

まとめ

やっぱりやってみて思うのは、米国高配当株投資の魅力の方で、日本の高配当株は得手して、企業のダメさによる株価低迷に支えられているという点である。

つまり、米国の高配当株は、広告や宣伝のために増配や配当維持に勤めているのに対して、日本の高配当株は、お古のお買い得、不人気さが明白なのである。

また、いつまで経っても株価が低迷し続けているものも多い。

あえて、日本株に手を出す理由:日本の国力と割安さ

だが、それでも日本の高配当株投資をやめない理由もある。

それは、日本語と日本のムードがわかるゆえに、的確な狙い撃ちがしやすい、という面だ。

私自身、それによって配当を除いた株価でも含み益率は断然、日本株の方が高い(含み益率は米国株(20%前後)日本株(30%前後))。

つまり、株価の上昇は見込めなくても無意味に落ちたところを拾う、ということに関しては日本株の方がやりやすく、それによって見込める利ザヤも日本株の株価の方が高いという話だ。

また、日本のまだそれなりに維持されている国力の恩恵も感じる。

まだまだ、日本は経済的な先進国であるため、西側のニュースによって株価の影響を受ける。そのため、一年を通して、ポジティブな傾向が強い。

少子化が本格化するタイミング:株価が下がり続ける前に逃げられるか?

最後に、少子高齢化の進む日本の永遠の命題について話しておきたい。

日本は少子高齢化により、人口は1億2000万人から最小で5000万人くらいまで落ちると言われている。その環境下では、間違いなく株価は20年とか長期連続で下がり続ける。

これだけ下がると、もはやドルコスト平均法の魔力も通じない。

要するに逃げ時はいつか?という話になる。

逃げ時は、私の同世代が死ぬ時

だが、この逃げ期は結構はっきりしている。

なぜなら、私が団塊ジュニア世代だからだ。

日本最大の人口割合を占めている段階の世代の子供、ということで、私たちの人数は、人口層的に段階の世代の次に多い。つまり、私たちが死ぬ時、二度目の大きな人口減少が発生する。

ここがおそらく、最後の大波だと思う。

年数とすると、2050〜60年だ。

よって、あと40年くらいは高配当株投資はできると踏んで続けるつもりだ。

長々と書いたが、以上が私が思っている内容である。

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