広瀬隆雄氏(じっちゃま)を怪しんだり、ディスる全ての人に。おむすびチャンネルとYouTube配信の違いなども解説※おむサポ限定配信についても

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  1. 広瀬隆雄氏をディスる人が急増している背景
  2. どういう人間が広瀬氏の揚げ足取りをしてるのか?
      1. 最初は「じっちゃまリスペクト」のユーチューバーが、批判派に転向していく動機について
      2. 「踏み上げ太郎」時代のことを、知人トレーダー(歴20年)に聞いてみた件
      3. 「踏み上げ太郎」時代もハイグロース株と同様に、判断を誤り逃げ遅れたユーザーが多かった
      4. 広瀬氏をバッシングするユーチューバー・ブロガー・インフルエンサーの特徴
      5. 私が2年間以上、全配信を見てきて感じる広瀬氏の特徴
      6. 海外居住者の知識人・先行者の“反日傾向”は多数派
      7. やっかいなのは“損切り遅れ勢”で“知識人気取り”の層
      8. 大半の株系インフルエンサーは“自己正当化が上手い”
  3. おむすびチャンネルでの広瀬隆雄氏の配信について
      1. 英語配信のメリット:解説の詳細化とニュアンスの変換しにくい内容をストレートに表現
      2. 英語配信のデメリット:FXや債権などに関しては、聞きなれない用語が多い(私のケース)
      3. 重要な回は、再度日本語での再配信フォローもある
      4. 広瀬氏はnoteよりも動画配信で、感情的に話す方が情報を開示しやすい
        1. 広瀬氏自身が、質問を受け付けてそれに「感情的に」刺激されて話す方が向いている
  4. 2023年2月23日から始まったおむサポについて
      1. 突如としてリリースされた高額会員制モード「じっちゃま専用おむサポ」3000円
      2. おむすびチャンネル運営社サイドの説明
      3. 実際聞いてみてどうか?

広瀬隆雄氏をディスる人が急増している背景

広瀬氏の定番資料。月別S&P500上昇率一覧。多少ずれながらも大体この動きが現在も続いている。

私が2020年2月ごろから広瀬隆雄氏のユーチューブライブを見るようになってから、2年以上が経とうとしている。現在では彼の配信を見るために『おむすびちゃんねる』のプレミアム会員(1500円)を初めてに、楽天証券などの動画や過去の著書『世界一わかりやすい米国式投資の技法 』なども三度ほど読んだ。

関連記事:初めてマトモな投資手法が日本人に伝わた記念碑書籍。失敗や損をした経験者が、反省のために読むべき本『世界一わかりやすい米国式投資の技法 』広瀬隆雄

私個人としては、広瀬氏には投資の基礎を学ばせてもらっているという意識しかない。それも、日本の、というか、海外帰りの(マネックスのハッ◯氏)とかでも全然、届かないようなほぼアメリカのリアルな証券業のインサイダー情報とも言える高レベルの情報・歴史を学ばせてもらっている。

彼のおかげで多くのメリットを受けるどころか、映画監督としての海外での戦略などにもいろいろ考えられる示唆的なものを感じるくらいだ。それらの知識は株以外でも非常に役に立つ。信者といえば信者だし、盲目的といえばそうかもしれない。

とはいえ、それでもである。

広瀬氏自身は敵を作りやすい性格だと自らを語っているが、だが、それでも最近気になることは、むやみにじっちゃまこと広瀬隆雄氏に楯突くユーチューバー増えてきており、小さなことでも何かあると、広瀬氏の揚げ足取りをする人間がだいぶ増えたなという印象があることである。

どういう人間が広瀬氏の揚げ足取りをしてるのか?

このじっちゃま闇動画では、ウェブ上に残っているほんのわずかな『踏み上げ太郎』時代の広瀬隆雄氏の情報をもとに、バッシングの動画を作成している。私の友人(元同僚)のトレーダー(現在ほぼ引退気味)に聞いたところ、事実とは異なる、ということだった。あくまで印象ベースのスキャンダル的な妄想の動画という感じか。

最初は「じっちゃまリスペクト」のユーチューバーが、批判派に転向していく動機について

2020年頃、広瀬氏はユーチューブライブを始めた。

それから程なくしてコロナショックが到来し、誰よりも早く『金融相場』という標語を掲げて実行で利益が出ていないが“時期的に買いな銘柄”である「モデルナ」「ズームビデオ」「バイオンテック」各種IPO・スパック銘柄を的中させた。

しかし、2020年の10月〜11月ごろに、広瀬隆雄氏のスタンスは急変し、それについていけない投資家が広瀬氏の「逃げろ」という指示を無視して、ハイグロース株をホールドしたり、モデルナなどのワクチン銘柄にサイインするなど、独自の価値観で動く者が多かった。

その様子は、広瀬氏のライブでの投げ銭コメントでも多く残っている。

「踏み上げ太郎」時代のことを、知人トレーダー(歴20年)に聞いてみた件

また、一部の人たちの間では、かつて広瀬氏が「踏み上げ太郎」時代に、事故を起こして、その経歴を隠して現在重鎮ぶっている、という意見も見られる。

これに関してはエビデンスがないが、私は2008年のリーマンショック後に10億以上の資産を築いた友人(元部下)のトレーダーに聞いたが、リアルタイムで広瀬氏(踏み上げ太郎)をフォローしていた人間の認識はだいぶ違った。

「踏み上げ太郎」時代もハイグロース株と同様に、判断を誤り逃げ遅れたユーザーが多かった

リーマンショック後の2008年くらいから2012年中盤くらいまで、新興国株バブルがあり、その頃私の友人も広瀬氏の踏み上げ太郎をフォローしていたと言っていた。

この頃、実はリベ大の両学長のブログも流行っており、友人は「広瀬隆雄氏のブームは、両学長のブームとセットのイメージ」と私に語った。

先の動画では、広瀬氏が昔はいい加減な人間だったというイメージを植え付けようとしているが、当時も今も広瀬氏は大して変わらず、むしろ「暴落から逃げるのはもっと早かった」というようなことを話していた。しかもじっちゃまはきちんと「やばい宣言」をしていたという認識だ。

一抜けした広瀬氏に対し、今のハイグロフォルダー(テンバガー願望)たちと同様で、手持ちの銘柄にこだわりを捨てきれなかった投資家によって、ブログのコメント欄が荒らされて、それに嫌気をさした広瀬氏がブログを消した、というのが、どうやら本当のところだと言える。

つまり、広瀬隆雄氏には問題がなかった可能性が高いのだ。

誰よりも早く2020年10月末の誰よりも早い時期に、スパック銘柄やハイグロース株の暴落リスクを解説した広瀬氏

広瀬氏をバッシングするユーチューバー・ブロガー・インフルエンサーの特徴

  • 広瀬氏推奨銘柄に乗り遅れたタイプ
  • 広瀬氏推奨銘柄を切り遅れたタイプ
  • 投げ銭コメントで聞いた内容を罵倒されたタイプ
  • たまたま広瀬氏の予想が外れたタイミングで個別株を買ってしまったタイプ
  • 広瀬氏の昭和な教え方(叩き上げスタイル)に合わないゆとり世代以降のタイプ
  • 広瀬氏の強烈な日本バッシング主義に嫌気がさしたタイプ

私が2年間以上、全配信を見てきて感じる広瀬氏の特徴

  • 年単位のマクロ視点は100%的中
  • 月ごとの株価予想(米国株)はズレながらでも、9割は的中
  • FRBの動きの予測は100%的中
  • 海外(特に反米国・対米国)に関しては、見込みを外す場合もある
  • 日本株・日本政治に批判的(日本出身の海外居住者に多い)
  • 英語の出来るできないを重視する傾向になった(おむすびチャンネル以降)

海外居住者の知識人・先行者の“反日傾向”は多数派

まず、一番初めに言っておきたいのは、広瀬氏の日本から海外に出たことがない株式投資家に向けられた“冷たさ”や“バッシング姿勢”についてである。ここは、彼は意図的に行っている所作であり、それに対して若い世代が一番、嫌気が差している部分だというのが見て取れる。

ただ、これは私からすると(私も藝大の教授や先輩映画監督・スタッフの“海外至上主義”の中で日々を過ごしている)、まあ当たり前に近い態度だと思う。確かに、海外で戦っている先輩映画監督は、苦労も多く、必死になって孤独に市場を切り開いてきた思いがあるのも理解できる。

だから、聞き流すこともできるし、私自身、多少は英語もできたり、海外では英語で自作を語る機会もあるために、そこをビシバシ言われてもあまりなんとも思わない。

日本批判・悲観の傾向は、外国籍(あるいは外国籍出身)の在日著名人(櫻井よしこや石平、外国籍系右翼言論人など)にも同様なことが言える。日本人に対して「お前らもっと頑張れ」と思う傾向がある知識人は、ほぼ全て当てはまることであり、当然の成り行きだと思う。

ここらの傾向を知れば、広瀬氏に対する考えもだいぶ変わるのではないかと私は思う。

やっかいなのは“損切り遅れ勢”で“知識人気取り”の層

特定の個人名はあげないが、5万人〜10万人規模の若手の米国株を扱うユーチューバーの中に、広瀬隆雄氏にやたらつっかかってくる人が多く、Twitterではそれとは別に、株を知っている系の職業(元ファンドトレーダー、銀行員、アナリストなど)がダイレクトにリツイートして炎上している。

それに関していえば、再生数やツイートの表示回数が上昇しやすいという面もあるが、やはり、私から言わせると「広瀬氏を批判することでついてくるユーザーは、カモが多い」という一言に尽きると思う。ブロックされる側に多大なメリットがあるのである。

大半の株系インフルエンサーは“自己正当化が上手い”

現在、5万人以上クラスの米国株ユーチューバーの印象として、確率は低いが未来予想をしてユーザーを増やし、時期が来ると自己正当化(高橋ダンが代表例)によって、自称の的中率を上げる手法をとる人が多い。そういう人たちが、一番、厄介だと私は感じる。

そういう人たちは、他人を蹴落とすスキルも優れている。

おむすびチャンネルでの広瀬隆雄氏の配信について

月額1500円とやや高めだが、ユーチューブ時代よりも手厚い内容の配信がされるようになってきた。アーカイブ機能も使いやすいが、ただしYouTubeに比べると速度トラブルが多く、動画容量も10倍近いので、注意が必要だ。スケジュール機能、投稿機能も実装済み。

2022年の3月にユーチューブライブからの撤退並びに、広瀬隆雄氏は、おむすびチャンネルへの移行を表明した。その後、おむずびチャンネル運営の力不足もあり、なかなか軌道に乗っていなかった広瀬隆雄氏の配信だが、ようやくゴールデンウィーク近辺から軌道に乗っている。

以下に、以前との配信の違いについてまとめてみる

  • アーカイブ機能が最大2時間のために、2時間前に終了する
  • 英語オンリー(質問も英語のみ)の配信が50%
  • 投げ銭がなくても質問が可能

大きく変わったのは、英語オンリーでのライブ配信を始めたことだろう。

私自身は、TOIEC650点程度で、広瀬氏がわざわざ専門用語を外して簡易的な表現で話してくれているので、この英語配信は非常に歓迎している。何よりも、日本語配信では話してくれない内容をこれによってじっちゃまは多く話してくれるようになった。

英語配信のメリット:解説の詳細化とニュアンスの変換しにくい内容をストレートに表現

英語配信を聞いててわかってきたのは、例えば「中国の経済圏の日本・ブラジル関連株のデメリット」「トルコリラの情報」「米国株の経営サイドに関する情報」などを、日本語だと非常に表現しづらかった面がある情報に関して、垣根がなくなったことだろう。

ここでそれを表現するのは難しいが、英語で的確な表現を用いれば、2022年に日本とブラジルの鉄鋼株、資源株にいかに投資が難しいのか、株価の伸び悩みの説明などがすぐわかる。

英語配信のデメリット:FXや債権などに関しては、聞きなれない用語が多い(私のケース)

じっちゃまは、英語配信にする時に「わざと関係代名詞(後ろに説明を加えていく)を多く使う」というふうに気をつけてくれている。これは、私の印象だが、初等教育で使われる類の語彙力がない人に向けた会話の手法だと感じる。

ただ、それでも複雑な金融商品に関しての解説が必要なときはどうしても、聞き取りにくくなる。私の場合は職業柄、株に関しては単語はわかるが、債権やFXとなると用語がわからず、途端に聴き逃しが増える。

重要な回は、再度日本語での再配信フォローもある

だからと言って心配する必要は今のところない。

英語での配信で、重要な質問が続いた場合は、後日、広瀬氏は日本語での配信で同様の質問リストをもち、再度解説をしてくれる。ここで、英語が曖昧な人も答え合わせが可能だ。

広瀬氏はnoteよりも動画配信で、感情的に話す方が情報を開示しやすい

これは個人的な感想だが、広瀬氏はnoteよりも配信が向いている。

半年ほど広瀬氏のnoteを買っていたが、個別株の超高速トレード(じっちゃま的なキビキビ感トレード)を厳密にやらない人以外は、はっきり言って動画の方が良い。
広瀬氏自身が、質問を受け付けてそれに「感情的に」刺激されて話す方が向いている

これは動画配信を利用する人の多くが感じると思うが、広瀬氏は自分から積極的に行う情報開示が特にうまくない。それよりは、ある程度下品な人安易に儲けようとするモラルの低い人などから質問を受ける方が、高度な彼の知識を開示できるタイプの人間である。

よって、私個人としてはやはりおむすびチャンネルの配信をお勧めしたい。

2023年2月23日から始まったおむサポについて

突如としてリリースされた高額会員制モード「じっちゃま専用おむサポ」3000円

2023年の2月に突如として、はじまったじっちゃまこと広瀬隆雄氏の高額限定配信おむサポについて、追記しておく。

このおむサポは、月々3,000円でしかも通常利用(アーカイブあり1,600円、なし800円)に加えて契約しなければならない。最低でも3,800円、一般的には4.600となる。

このリリースがされた後、この前代未聞の約5,000円の高額サブスクは広瀬隆雄氏をTwitterやネット上で非難する発言が溢れ、おむすびチャンネルからの退会者も少なからず発生した。

そこで、私の方でこのサブスクを契約をしつつ、おむすびの運営サイドに確認をとってみた。

おむすびチャンネル運営社サイドの説明

上記が、運営から私が受けとったメールであり、重要部分には赤枠をしている。それら、広瀬隆雄氏の弁明を改めて書いてみると以下の通りである。

  • 一般公開のライブ配信やアーカイブは、これまでの頻度で継続する
  • ただし、一般公開のライブ配信内では全ての質問に応えきれず、質問の交通整備を行うために、質問をしたい人向けにおむサポを開設した
  • あくまで、おむサポは、これまでのライブのプラスアルファとしての位置付けである
  • 従い、今後もこれまで通り、おむサポメンバー以外にもライブ配信、アーカイブで発信を行なう

実際聞いてみてどうか?

まだおむサポを契約して、1週間程度のためなんとも言えないが、今のところ上記であったようなプラスアルファの内容という感じである。だが、時にはユーザーの質問が起点となって広瀬氏の発信するつもりのない、とても希少な知見も多い。

そもそも、広瀬氏はnoteでの発信は、あまり日本の米国株投資家にとって使い勝手良くなく、それは本来的に日本の投資家のレベルであったり、彼が相手にしてきた米国の投資家とのギャップある。

そう言う意味では、彼は“ある特定のレベルのユーザーと交流しながら配信する”スタイルが、非常に向いている。そこで突然彼の口をついて出てくるものが、結構すばらしいのだ。

よって、運営側の弁明もあるが、できたらおむサポは契約した方がいいかもしれない。

本人は、自分の能力をセーブできていると思っているが、どちらかと言うとおむサポの方が本来の広瀬隆雄氏の良さが出やすいのはあ間違いないからだ。

以上が、私が広瀬隆雄氏を現在もフォローし続けている内容のまとめである。

今後も何か新しい内容があれば、更新していくつもりだ。

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