最大55%オフ・平均11〜22%オフ。インフレ期を乗り切る激安クーポン本『FAN BOOK(ファンブック)』シーリズ(はま寿司・吉野家・一風堂・串カツ田中・デニーズ等)

投資

あまりにもインフレ値上げが酷いので……

通常、ビジネス本の書評や映画の論評を書いているが、今日は少しナンパな記事を書きたいと思います。なぜなら、あまりにも近年の値上げラッシュが酷いので……。

宝島社『ファンブックシリーズ』とは

ムック本を利用した新たなる企業広告

宝島社が発行する『飲食店ファンブック』シリーズを見るようになったのは2019年くらいだったと思う。吉野家さんが走りだったのではないだろうか?

同じ出版の編集者としてこのビジネスモデルはさすがだと感心した。

大手チェーン店の企業広告を安価で、実際にニーズの期待できる顧客に届けることができるこのシリーズは、徐々に拡大している。久しぶりに検索してみたら、参加企業がだいぶ増えていた。

平均的に10%〜20%の割引を提供しても、企業がメリットを得られる理由

ウェブに広告の主軸が移行してから、全ての広告には数値が誘導するようになった。それによって、企業はこれまでのテレビ・紙媒体の広告効果のなさに驚く時代が続く。

かつては「企業名の連呼」によって、心理的ドライビング効果があると言われた時代があった

ウェブ広告が広まる前までは、どんなものがテレビや紙媒体の広告の裏付けになっていたかと言うと、それは海外のマーケティング手法だったり、心理学的なものだった。

それらのマーケターであったり学者に、企業は広告費の平均的に20〜30%前後を支払っていたのだ。これが、現在は無駄であったことが発覚し、もっと効率良い方面へと振り分けられている。

その最たるものが、クーポンビジネスだと言える。

よって、そもそも企業は20%くらいなら自腹を切れる、ということになる。

それを最大限に活用しつつ、従来の紙(実物)を利用したのがこのシリーズだと言える。

宝島社以外にも、この手のムック(不定期)本が増殖中

今回、この記事を書くにあたってわかったのは、インフレで原料高が叫ばれている2022年に至ってさえも、このハイレベルクーポン付きムックは拡大しているということだ。

今後もこれらの傾向は続く可能性が高く、紙特有の知っている人は知っているという、限定効果を継続しながら、限られた人に向けての割引傾向は続くと思われる。

今後は企業体力に合わせて、部数の減少や冊子の高額化もあり得る

ただ、今まで通りに展開していくと、このブログのように広く世の中に知らしめようとする輩も登場するので、おそらく発行を制限するか、高額化のトレンドになると予想できる。

よって、なる早でこの手の情報をゲットするのが重要になると思う。

実際に『はま寿司 FAN BOOK』を買ってみたレビュー

グダグダ言わずに実際の利用報告を行っていきたいと思う。

ムック代金をペイするのにかかった利用回数は、たったの3回

今回私が購入してみたのは『はま寿司 FAN BOOK』となる。

下記に、特徴を記述していく。

  • 割引率は、会計から10%引き
  • 購入してから約6ヶ月使える(2022年3月〜9月末)
  • アプリ・メルマガクーポンとの併用は不可
  • 株主優待権との併用は可能
  • 全ての商品が割引対象

アプリクーポンよりも断然優れているパスポート

はま寿司ユーザーは、メルマガに登録したり、アプリでクーポンを利用する人も少なくないだろう。だが、これらのクーポンには大きな欠点がある。それは、一部のクイックメニューと不人気メニューに限定されていると言う点だ。つまり、常時3〜4品の限定での利用しかできない。

これでは食べたいものが食べることができない。

はま寿司アプリ
はま寿司アプリクーポン。クイックメニューや不人気メニューが主軸

実質11%の『はま寿司 FAN BOOK』クーポン:小数点繰上げ割引!

こちらスペシャルパスポート。裏にQRコードがあり、それ読み取ってもらう。

利用してみて初めに驚いたのは、10%引きとなっているが、実は11%に近い割引利率であったことだ。実際に使うと、小数点以下繰上げのために、10%より大きな金額の割引が適応される。

これは助かる!

我が家は、4人家族(幼児2名)で平均的に4000円前後かかるので、3回で完全に元が取れてプラスに転じた。届いてからたったの3週間ほどで達成した。まだ使える期間が6ヶ月近くある!

冊子には『はま寿司公認』の裏技・裏メニューが掲載!

冊子はこちら。いらないかな……、と思ったが、店舗が認めた裏技が実は満載されており、使える!
裏技の書かれたページ。なかなか思いつかないアイディアが満載。デザートまぜこぜにすることや、設置している抹茶粉などを利用して、デザートを抹茶味にすることなどを、はま寿司が公認している様子も伺える。

この手の強力な付録がついたムックは、かなりの割合で雑誌の方が不要なケースが見られる。が、本書はその点で、なかなかの作りになっていると思うし、何よりもお金がかかっているだけある。

中でも、私が感心したのははま寿司に常設のものを使ったり、組み合わせて裏メニューを作るコーナーだった。こういう発想は、言われないとなかなかできない。また、はま寿司側が公認でこう言う記事を載せていることも、一つの安心材料として前向きに考えることができる。

それぞれの主要なクーポン・パスポートのスペック

最後に、現在購入できるクーポン・パスポートのスペックを見ていこう。

付録「吉野家:ゴールドプリカ」について有効期限2022年5月24日まで)

カードにチャージされる時に、20%増額チャージがされる。これはすごい。

だが、残念なことに残り1ヶ月ちょっと。チャージされた金額はキャンペーン期間が終わっても使えるとのことだが。次の発売・キャンペーンを待ちたい。
※200円分チャージ済
※20%ボーナスチャージは2022年5月24日まで
※20%ボーナスチャージ期間終了後は「吉野家プリカ」のキャンペーン等が適用

付録「焼肉きんぐ」SPECIALパスポート(有効期限は2022年5月31日(火))

※全商品で使える15%引きパスポート(コースだと税込で2787円から)

※焼肉店は多くメニューを頼まないので、このムックのメニュー解説は有用かも

付録「一風堂:替え玉無限パスポート」(有効期限は2022年10月31日)

今回一番たまげたのは、この替え玉無限パスポートの『一風堂 FAN BOOK』だ。

一風堂は、4月になって小麦高を考慮し値段改定を行っている。税込表示から税抜表示に切り替わっているので、値段が一見さっているかに見えるが、実質的には値上げである。

その中で注目なのは替え玉の大幅値上げ(40%)110円→150円。

この部分を本書を買うことで無限でゼロ円化できる。しかもまだだいぶ期間がある。

本シリーズで最も美味しいのは間違いなく一風堂だろう。

付録「串カツ田中:110円均一 or 会計時11%引きパスポート(有効期限2022年8月末)」

金額的に一番の割引ができるのはこちらの串カツ田中パスポートである。

最大240円の串を110円でオーダーし続けた場合は、割引率がなんと54%オーバーになる。ただしお酒を多く飲む人には、会計から11%引きを利用した方がいいかもしれない。

付録「デニーズ:アラカルト半額 & 会計10%引きクーポン(枚数限定)」

宝島社ではないぴあMOOKからの発売が始まっているのはこちらのデニーズ。

パスポート式ではなく、あくまでクーポンばら撒きスタイルだが、割高なデニーズにおいて半額のインパクトは非常に大きい。また、こちらも会計から10%引きクーポンが5枚ついてくる。

いかがだったでしょうか?

使ってみて、非常に便利だったのでまとめてみましたが、今後また新しく発売される場合は更新していきたいと思います。

これらのパスポート&クーポンを利用して、インフレ・原料高の局面を乗り切っていきましょう!

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