ひさびさに芸大の卒業証書をみる
匿名でブログを書くにあたり、いろいろ悩んだものの、やっぱり証拠らしきものは必要だろうということから卒業証書を見せておいた方がいいかなと思いました。自慢ではないです。ちなみに。
筒はこんな感じ。左に二つあるのは、国内の映画祭で受賞した時の賞状。

中身はこんな感じです。
開きすぎると卒業年度やら個人情報が見えちゃうので。。。

卒業証書には単位取得表も同封されていて、
それを見ながら、当時のことをしみじみ考えました。
東京藝術大学の大学院は横浜にあり、藝大の本尊である上野に通うことはほぼありません。
しかも先生たちから「お前ら一応芸大卒を名乗れるが、実質は専門学校だと思え」みたいなことを言われた記憶があります。それだけ、藝大の権威意識がしっかりしている。
私はどんな学生だったかというと、校舎の近くに住んでいたので、授業や実習にはかなり真面目に出席していた方だと思います。学年で生徒数は32人。同じ学科で16人。同じ専攻は5人。かなり少数。実習中はチームで動くことになり、作品ができるまでずっといることになります。
私の代は留学生の割合が多く、中国人と韓国人、フランス人で全体の三割くらいはいたんじゃないでしょうか。カリキュラムが厳しすぎて、確か2人くらいが退学しました。
ああ、いろんなことを思い出しますね。そして、みんな元気なのかとも思います。
撮影や録音、編集の専攻の学生は今でもほとんどが映像業界に残っていますが、監督専攻や脚本専攻はなかなか業界に生き残れません。同じ系統の大学で大阪芸術大学の映画学部というのがありますが、そちらの方が数十倍卒業生を排出しているので、業界内でのOB数は圧倒的に多いです。
まあ、東京藝術大学卒、とはいえ、結果を出さなければないも同然の経歴。
私も当然帰路に立たされており、今後の活動にかかっています。
もしよかったら、みなさん応援してください。
では、今日はそんな感じです。
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