
どうも、東京藝術大学出身で劇場公開デビューをした映画監督であり、不動産投資家や株式投資などを行っているPIT監督です。現在は、金融系の出版社で編集者をしながら映画監督しています。
このページでは私が2021年の上半期に読んだ書籍の合計約78冊の中から、ベスト10を紹介したいと思います。
『悪魔を出し抜け!』ナポレオン・ヒル

70年間、家族によって封印され、2009年のリーマンショック時に発行されたと言う出どころがかなり怪しい書籍。そこにひかれて購入しました。著者のナポレオン・ヒルは、全米屈指の成功本の著者で、その生い立ちも非常に怪しい。ところが、本の内容は実に切実で素晴らしいものでした。
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『禅マインド ビギナーズ・マインド』鈴木俊隆・松永太郎

映画祭で海外に行くと遭遇する外国人の「禅」リスペクト。日本人として普通に暮らしていると全く触れないものであるため、わざわざ帰国後に本を探しました。スティーブ・ジョブズが死ぬまで愛読していた本というだけに、なかなか凄かった。究極という思考は、こういう風に作り出すものだというのを、知れてよかったです。
関連記事:スティーブ・ジョブズが生涯、手元に置きつづけた名著「禅マインド ビギナーズ・マインド」鈴木俊隆 著 要約・概要
『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン

私はSF嫌いなんですよね。でも、知人に勧められて読みました。
後読感が凄い、単なる壮絶じゃない、計算尽くされて現代人も納得できる”壮絶さ”。こういっても多分わからないですよね?
オーディオブックならではの音の効果も素晴らしく、ナイスアレンジでした。夏休み、よかったら試してもらいたいものです
関連記事:大のSF嫌いが読む『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン※ネタバレ大丈夫!内容に触れずに解説 裏要約・概要
『リー・クアンユー、世界を語る』

シンガポール建国の父である彼のことは以前から知っていました。ですが、実際本を読んだことも動画をみたこともありませんでした。
こんな凄い政治センスを持った人は、なかなかいない。
この本は、株式投資にも間違いなく役に立ちます。
関連記事:シンガポール建国者の間違いのない世界情勢を、最速で簡単に知る(動画あり)『リー・クアンユー、世界を語る』(要約)
『LIMITLESS(リミットレス) 超加速学習』ジム・クウィック

私は疑い深いたちなので、この手の本を基本”眉唾だろうな”と思って買います。しかし、この本は違いました。すぐに使える記憶術・読書術など、コスパが非常によかった!
関連記事:自分にあった記憶法を自分で考える。昨日までの読書法をやめる『LIMITLESS(リミットレス) 超加速学習』
『Spotify 新しいコンテンツ王国の誕生』スベン・カールソン

今年に入って、特にSpotifyを多用する機会が増えて、どんな人が社長なのかと思い、購入しました。表紙は黒人っぽいけど、白人のスウェーデン人です!彼の人生自体はとても波瀾万丈で、アメリカの大物ミュージシャンにすごく虐められたり、地獄に落とされたり、妙に面白い!
関連記事:スティーブ・ジョブズとアメリカ音楽業界の嫉妬と戦う。小国の世界企業がiTunesを倒すまで『Spotify 新しいコンテンツ王国の誕生』スベン・カールソン
『ブルシット・ジョブ―クソどうでもいい仕事の理論』

超高難度ビジネス書籍なのに、爆笑できてサクサク読めます!
なぜ、ずっと椅子に座っているだけで年収1000万以上ももらえる仕事が近年、乱造されているのか? 知りたくないですか?
関連記事:笑えて読めて、自分の仕事への怒りや不満を一気に無くす名著『ブルシット・ジョブ―クソどうでもいい仕事の理論』
『カクテル・パーティー』大城 立裕

ずっと読みかった書籍ですが、ようやく拝見!オーディオブックは生前のロングインタビューもあり、ちょっと高いけど満足できました!沖縄初の芥川賞は、一人称を変則的に使う、凄い奇抜な日本語を駆使して書かれた文学的にもある種の金字塔的な書籍でした。オーディオだと、狂ってる感じがすごく伝わります!!
関連記事:(希少なインタビューあり)日本語の主語の曖昧性を逆手に新境地に至った『カクテル・パーティー』大城立裕(芥川賞:1967年)要約・概要
『人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則』エドガー・H・シャイン

これは実生活で一番役立った書籍です!
支援学という学問を設立した著者の渾身の一作。
人助けで、なぜ人を傷つける事態になるのか?
その対処法などがわかります!
関連記事:苦しい・辛い人は上手く助けてと言えない。を知る『人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則』エドガー・H・シャイン 要約・概要
『イノベーションのジレンマ』クレイトン・クリステンセン

日本のビジネス業界で流行語となった『破壊的イノベーション』。その原典書籍です!非常にわかりやすく、ここがわかると仕事のハンドリング、投資などで明暗が別れるだろうな、ということがたくさん書かれていました。
関連記事:(一眼でわかる図掲載)流行語「破壊的イノベーション」を生み出した『イノベーションのジレンマ』クレイトン・クリステンセン 要約

いかがだったでしょうか?
あくまで独断と偏見で、ざっと10冊アップしてしました。
順番は得に意味はありません!
ご参考にどうぞ!