オーディオブック駄作。ベスト・オブ・ダメ本候補。戦略と知りたくて買うと確実に損する。新潮社の編集者が何もしていない『戦略がすべて』瀧本 哲史 アマゾンで高いレビューをつけている人は、非購入者が多い。しかも、内容を読んだ形跡が明らかにないものもあり、実に怪しい。たとえ新潮社という大手出版社であっても、このような状態を見ると、いろいろ疑ってしまう。 2021.09.30オーディオブック書評
オーディオブック宗教の消滅やAIの未来を予測。夢・願望のない冷酷な予言書。『21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考』ユヴァル・ノア・ハラリ 『21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考』はかなり良い書籍だと思う。こういうのはナオミ・クラインの『ショックド・クトリン』以来だ。今でも『ショック・ドクトリン』に書かれた理論が、選挙や税金率、ワクチン関連の報道などで使われている。そういう本になるかもしれない。 2021.09.29オーディオブック書評
映画制作『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の隠れた真実。カンヌ国際映画祭パルムドールは戦略的にもたらされた:“運と連携力とずる賢さ”ラース・フォン・トリアー論 ラース・フォン・トリアーの逸話として、日本人にはあまり知られていないが、海外の映画祭や私が学んだ東京藝大界隈で盛んに言われていることがある。それは、このラース・フォン・トリアーのカンヌ国際映画祭パルムドール談合説だ。 2021.09.28映画制作
書評マイホーム所有者は必読。事故物件サイトの悪用被害が出ている、大島てる氏の対談も熱い『正直不動産(12)』 内容はここでは語らないが、原作者の夏原氏から厳しい指摘が大島てる氏に入り続ける。法律的な面や管理体制が甘すぎて、同サイト発の詐欺的被害が起きているようだ。 2021.09.26書評
書評橘玲の身バレ。バブル期の出版業を描く。タブーと無双感と社会不適合者『80’s エイティーズ』橘 玲 そして、その楽しい時代がいかにして平成元号変更と地下鉄サリン事件によって、終焉してしまったかについても書かれている。『全裸監督』はある意味ウソや妄想が多い書籍だが、橘氏は本書は、それぞれの事象が社会的な動向とリンクしているので、信用度が高い。 2021.09.26書評
オーディオブック京大医学部生に口コミで人気化した文系講義を書籍化。日本人にベストな意思決定プロセスとは何か?『武器としての決断思考』瀧本哲史 だが、彼自身はエンジェル投資家であり、今でいうセミリタイアなどは簡単にできるくらいの富豪であったことが、彼をこういう性格を変えたのではないかと思っている。エンジェル投資家というのは、1億とか10億とかくらいの少ない資産ではなれない。 2021.09.24オーディオブック投資書評
オーディオブックBTSによってヒット。極度の完璧主義がはびこる “不可能の国” で起きていること。韓国の自殺のメカニズムもわかる『私は私のままで生きることにした』キム スヒョン キム スヒョンは、アンチエリート主義の作家として登場した。だが、彼女を最初に評価したのは、極度のストレスに苦しむ韓国のエリート層(BTSなどのこと)であった。本書は、彼女による、殴り書きとも言える不完全なエッセイ集である。 2021.09.23オーディオブック書評
オーディオブック貧困化に怯える、京大医学部生に教える交渉術。給与交渉や値切りにも抜群の即効性『武器としての交渉思考』瀧本哲史 同書は、東日本大震災後の社会変革を機敏に感じた、著者によって2012年に原本が発行された。本来は、京都大学の学生を限定して構成された門外不出の内容であった。瀧本哲史は、東日本大震災によって、日本政府の弱体化が露呈し、日本の経済的影響力が失われると予見した。 2021.09.22オーディオブック書評
オーディオブック過剰リモートワーク時代による労働地獄を生き抜く。コロナ以前に多くの未来を予見した書籍から、今、何を学ぶか?『ワーク・シフト ─孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025>』リンダ・グラットン リモートワークの展開には今後、地獄が待っているかもしれないということだ。過剰な労働集中やストレスに私たちは、ぶっ殺されるだろう。それは、産業革命後に多くの労働者が徹夜などの過剰労働や低賃金に、ぶっ殺されたのに非常に似ている。つまり、本書を読むことでそれを先に知ることになって、人によっては余計な心配をしたり、不安に苛まれたりするだろう。 2021.09.21オーディオブック書評
書評善意で人を結果的に騙すものが、この世には溢れている。自己啓発書の闇を暴く『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』橘 玲 著者・橘令が本書で敵に回すのは、『人を動かす』のデール・カーネギーや『思考は現実化する』のナポレオン・ヒルといった自己啓発の歴史的人物から、勝間和代などの現代人キャリアウーマンの拠り所となる現代のカリスマたちだ。 2021.09.20書評