
京大医学部生でさえ、未来を描けない。日本を襲う“本物の資本主義の正体”『僕は君たちに武器を配りたい』瀧本哲史
近年の日本は、やたら“起業・独立”をすすめる両学長、ホリエモンのようなユーチューバーや有名人が増加し、その対局に正社員主義をあおるひろゆきなどの論客が控えている構造ができた。これらの後ろには搾取の悪魔扱いされる竹中平蔵がいて、税金で国政を操ろうとする税金官僚がいて、それを攻撃する副島隆彦などの論客が迎え撃つ、みたいな変な構造が結果的にできてしまった。いずれも誰もはっきり見たことがない証拠がないものを、相手にしており、論理的な強さや納得度に比べて、信憑性は低い。