オーディオブック「格差社会」を流行語にし、“アンダークラス”という言葉を紹介。日本の急速な社会変革を予見『階級社会 現代日本の格差を問う』橋本健二 橋本健二の本の存在を知ったのは、ユーチューバーの田中キミアキの動画からである。田中キミアキは、自身の動画がマンネリ化してきたり、登録者が減ると、定期的に本書(もしくは続編の『新・日本の階層社会』←こちらはエッセイ本に近い)を使って“下層民”を煽って炎上を作り出そうとする手法を使った(現在は見ていない)。 2021.10.17オーディオブック書評
オーディオブック(超裏読み)一見、ヤクザと警察と政治家の癒着が悪いように見える。だが、真の敵は別にいた『パチンコ「30兆円の闇」』溝口敦 私が期待して読んだのはパチンコ店はなぜ、社会に対してひどいことをしているのに、経営者や従業員たちが、その功徳をさらに悪化させるような方向に向かうのかという、精神描写をみたかった。 2021.10.15オーディオブック書評
オーディオブックやけにポジティブな僧侶の説法集。圧縮と過剰集中を課された若い世代に向けて書かれた。ただ、やらせレビューの疑惑も。『モンク思考―自分に集中する技術』ジェイ・シェティ この本は、ある意味1980年代以降のY世代の象徴としての見える。つまり、捨てる、逃げる、回避する、という哲学を徹底しているのだ。黙っていてもネット技術によって、集中と圧縮を過剰に求められる現代の世代のための、救いの書だと言っていい。 2021.10.14オーディオブック書評
オーディオブック【耳学習完全ガイドブック】オーディオブックや音声読み上げ機能を使った読書を考察する。具体的なやり方、メリット・デメリットを徹底解説 今回は、私が利用している耳読書・耳学習、つまりオーディオブックや音声読み上げ機能を使った電子書籍の読書</strong>について皆さんにご紹介していきたいと思います。 この方法は、速読を勉強したができなかった!という人や、なんとかいろんな空き時間にねじ込んで読書時間を増やしたい!という人に最適です。 2021.10.13オーディオブック書評雑感
投資SPYD全力マンとは何者か? 推測される本人像、動画の特徴、情報の精度を検証。ネクストブレイク・美声・株ユーチューバー 私は彼の動画を見て、最初本気で泣いた。ここで明かされるノウハウは神がかっている。 2021.10.11投資
オーディオブック年表・ややこしい数字ゼロ。上下2冊で読む本を500冊は減らせる。ユーモアあふれる人類・宗教・戦争・IT史『サピエンス全史』(上下巻) 本作はなぜ、このように世界的に大ヒットしたのか? おそらく本書を手に取ろうとした人や、迷っている人に共通している認識だろう。ずばりその理由は、書いておこう。 2021.10.10オーディオブック書評
オーディオブック“金を稼ぐ”に特化して過去書籍を再編集。橘玲や両学長などに引き継がれる儲けメソッド『巨富を築く13の条件』ナポレオン・ヒル 私が好きな作家である橘玲氏も、ヒル博士のファンで頻繁に引用するし、橘玲のスタンスは、ナポレオン・ヒルのスタンスそのものである。そして、その性質は現代のユーチューバーの両学長などの若手のインフルエンサーにも確実に引き継がれている。 2021.10.09オーディオブック書評
書評トラブルに役立つおすすめビジネス書籍。揉め事、人事、性格、上司とのゴタゴタ。日々の辛さ、苦しさをどう考えるか。解消してくれるかを教えてくれる良書を探す だったら、普段からトラブルを避けるのに有効な本の読む優先度をあげておくのをおすすめしたいです。ただ、だからと言ってどの本を読めばどんなトラブルを避けれるのかわからない? そんな方に、私が今まで読んで助かった、おすすめの書籍を今回ご紹介します。 2021.10.08書評
オーディオブック読んだ日から即使える!外国人と揉めないコツはこれ一冊で十分。著者は日本オタクなので、日本文化の分析も的確『異文化理解力』エリン・メイヤー 他人にメッセージを伝えるときに使われる言葉が、ハイコンテクスト(間接的)、ローコンテクスト(直接的)かを知るのは重要である。海外に出たビジネスマンやアーティストなどが『日本人のここがクソだ』『だから日本はだめなんだ』みたいな、ぶった斬りのシーンが本書には皆無である。 2021.10.07オーディオブック書評
書評Facebookのいいねボタンで、あなたの全てがわかる。最新の研究から導かれた人間コントロール学。橘玲の代表作になる『スピリチュアルズ「わたし」の謎』 Facebookのいいねボタンからデータを読み取ることで、その人の行動特性から学歴、麻薬の使用履歴、タバコや嗜好品の好み、女性の好みまであらゆることが読めるアルゴリズムが開発された。このアルゴリズムは、スタンフォード大学のマイケル・コジンスキーという学者が開発したもので、これを2016年にトランプ元大統領が利用して、選挙で逆転勝利に至ったと言われている。これは、トランプとバイデンが競った2020年のコロナ禍の選挙戦でリークされ、日本では報道されなかったがアメリカではかなり話題になった 2021.10.05書評