2021-11

オーディオブック

株価・債権の動きをコントロールすれば、その国の人間の動きまでコントロールできる『アニマルスピリット』ジョージ・アカロフ&ロバート・シラー

リーマンショック以降、行動経済学が発達し、この『アニマルスピリット』に先回りする手法を数々編み出しており、特にFRBなどがその戦略を何度か実行して、PDCAサイクルのような、実行、チェック、改正のロールモデルを構築しかけている。
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藝大卒の40代のおっさんが、いまさら読んで、現代流に分析。受験対策としてしか読まれなくなった悲しい名著『こころ』夏目漱石

夏目漱石は、インテリで留学歴もあり、実質的に日本が欧米列強に追いつこうとした世代にあたる。その中で、彼の定義する『こころ』とは、おそらく西洋式のものであると考えていいだろう。少なくとも彼が、西洋文化と遭遇してから後の『こころ』だというのは間違いない。
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孫正義に敵対した人物たちや家族・親族を徹底取材。成功者の“やましさ”を追求した興味深い評伝『あんぽん』佐野眞一

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クラウド・IT対応がほぼゼロだが、過去の知識を網羅。権威的だが実用的。「捨てる前提の常識」は獲得しておいて損はない『子育てベスト100』

以前、船津徹氏の書籍でも書いたが、初等教育出版の業界は腐敗と陰湿な足の引っ張り合いで成り立っている。子育ての不安をあおってさらに確証のない嘘か本当かわからないような知識を広め、利益を上げまくるメソッドで溢れており、業界全体が「わざと正解がわからない」仕組みになっている。
オーディオブック

誰もが知る本だが、読んでる人はごく一部。中国人の民衆行動の特徴のA to Zをたったの90分で読める小説。でも、現代にも通用するか?『阿Q生伝』魯迅

中国の高校の教科書に掲載されており、全ての中国人が知っている小説。 中国人のマインドを魯迅が擬人化した。 内容的に岡田英弘(中国・モンゴル学の権威)の中国人論に近い。 現代の中国人の特性(偽物・コピー文化・地方腐敗・粛清)ともほぼ同一。 阿Qの性格は、現代の中国人の大衆としての性格とほぼ変わらない。 この大衆特性は中国人も自覚しており、今後変革される可能性も高い。
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人間の誤読・誤反応を徹底研究。直感(ファスト)と思考(スロー)の切り替えメカニズムを発見した悪魔の書籍『ファスト&スロー』(上・下)ダニエル・カーネマン

『ファスト&スロー』を別の切り口で書いた書籍がある。それはロベルト・チャルディーニのベストセラー『影響力の武器』である。しかし、読み物として優れていてコスパが高いのは完全に『ファスト&スロー』である。『影響力の武器』は、根無草なのだ。汎用性が低く、これから生まれる新たな現象には対処できないのである。
投資と映画

歴代の日本インディーズ映画ブームと異なった、異色の空族ブームについて。『国道20号線』『サウダージ』のムーブメントを間近に見た記憶を元に

2000年代から2010年ごろにかけての空族のブームは、今のところ最後の単館系自主映画ブームと言っていい。そんな映画制作集団の空族について、過去の私の実体験した自主映画のブームも踏まえ、私なりの考えを書いていこうと思う。
映画制作

欧米のハイコンテキスト(身内主義)や宗教感がわかる。白人社会ヒエラルキーの源泉に迫る名著『ミケランジェロとメディチ家の真実 隠されたヨーロッパの血の歴史』副島隆彦

本書から私が読み取って、海外活動で役立った点を列挙しておく メディチ家とミケランジェロの関係から、西洋の『パトロン主義』がわかる ローマンカトリックとプロテスタントの対立理解ができ、宗教観を正せる 出資者(パトロン)と芸術家が、何を共有すべきなのかがわかる 作品に複数の意味を込めることの重要性がわかる(欧州の芸術史はこれ) 芸術家であり軍略(要塞建築の専門家)だったミケランジェロを知る 作品が時間をかけて民衆に理解されていく構造がわかる(ダビテ像など)
投資

祝PF全体で1万円増配!2021年10月〜11月上旬の日本株ポートフォリオ公開。脱炭素化の急激な進展により、ポートフォリオを整理

10月、武田株フォルダーに激震が走る。4000億円規模の売り上げ期待があるナルコレプシー創薬が第二臨床試験で、投薬された患者に異常が出たため、開発が一旦停止されたのだ。最初は、「やべえな、損切りしようかな?」と思ったが……。
オーディオブック

小説を使った『現実では起きない実験犯罪小説』。案外暗くない。全巻レビュー『罪と罰』(上・中・下)ドストエフスキー

ドストエフスキーは、ある時、犯罪を犯しても、罰せられないケースはあるんじゃないか? また、犯罪を犯したほうが、生きることに喜びを見出せる場合すらあるんじゃないのか? そんなことを考えたんだと思う。それが本書の内容として書かれている気がする。