2022-08

オーディオブック

ワークショップ本の闇と効能『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』を例にとって語ってみる。

この本には自分を過剰に見つめるという行為ついてくる。その行為は、いろいろな効能がある。ここでは説明できないが、自分を見つめる、と言ってやめていく人を多く見てきたのもある。一番良くないのは、この手の本を「世界的なアーティストが読んでいるから」という感覚で手を出すことだと思う。ワークショップ本は、場合によってはその人の作家人生にとどめを刺すこともあるし、後退させる可能性もないわけではないからだ。
オーディオブック

理性を否定する。本能を人間が操るための学問『行動経済学の逆襲(上・下)』リチャード・セイラー

株価の暴落などの立ち振る舞い方なども書かれており、金儲けのメソッドも意外なほど書かれている。大衆(変な人の集合体)を行動させることに注目した、行動経済の本当の怖さを割としっかり知って、それを活用したいと言うよくがある人が読み込む本だと思う。
オーディオブック

共産主義の第一世代(スタリーン・毛沢東)の迷走を予言。第二世代(習近平・プーチン)も登場する『動物農場』ジョージ・オーウェル

本作の主要な登場人物は、全て動物なので人間の思考が全くない。それ故に、オーウェルが語ったように、共産主義の理想主義部分を過剰に信じ込むキャラクターたちが自然に描かれる。