現役映画監督がすすめる配信映画を見る最強のワイアレスイヤホン(3990円以下と超ハイコスパ)

投資と映画
映画ジャンル

  • 映画の音は「環境音」や「会話」や「運動音」が多い
  • 高品質イヤホンの多くが「音楽特化型」
  • 映画は「中間音」でほとんどが構成されている
  • ネットフィリックスやハリウッド映画は「全てアフレコ」で「音加工」をしている
  • それでも、映画の心地良さやダイナミックは「中間音」である

今回は映画の「音」話をします。

みなさん、映画の配信はどんなイヤホンで聞いてますか?

私は、映画用と音楽用のイヤホンを完全に分ています。

そして、最初に結論を言うとその映画用のイヤホンというのはXiaomiの製品です。

Xiaomi公式サイト引用

この「うどん」みたいなやつです。

映画の音用に作られたイヤホンは案外少ない

私は仕事がら、録音スタッフの方々とかなり長時間作業をします。それ以外にも撮影時にはずっと役者さんのセリフをチェックしていないとダメですし、環境音に関してもスタッフたちに私の方から指示ができないと成り立たない状況もあります。簡単にいうと、映画監督は耳がある程度よくないとダメです。

映画の音で重要なのは、一番に「俳優のセリフ」。ですが、映画を「豊か」にするのは、俳優さんたちの動き、例えば服の衣擦れとか足音、道具の響き(キムタクの必殺技)などです。当然、あとで加工してつける音もありますし、音楽などの挿入もありますが、映画の音の特徴で際立っているのは、そういう「環境音」「演技音」などです。

私の感覚で言うと、現在発売されているワイアレスイヤホンの多くは、「高音」と「低音」に特化したもの、つまり音楽用のものが多いか、もしくは音楽用に開発されたイヤホンをなんとかしてリモートワーク用、つまりリモート会議に合わせたものが多いのではないかと思います。

理由は不明。でも「Xiaomi Mi True 完全ワイヤレス イヤフォン ベーシック2」は中間音の層が分厚く、高音と低音のバランスも適度に抑えられており、映画の音を楽しむのに最適。

Xiaomiという企業は、言葉からもわかるように中国の企業です。株に詳しい人向けに言うと、トランプ政権時代に「中国政府寄りの国防上危険な企業」の筆頭として扱われ、そのせいで株価が大暴落した過去があります(笑)。どんな特徴があるかというと、よく「中国のアップル」と言われることが多いのですが、生活家電に強みがあるため、どちらかというと「ナショナル」時代のパナソニックに似ている企業だと思います。

Xiaomiはアップルの下請け企業として成長した。恐らく、「Xiaomi Mi True ワイアレスイヤホン」はAir Pods proあたりから何かをパクリ(流用し)、それに更に高度な改善を加えている可能性が高い。

この「Xiaomi Mi True イヤホン」は、タッチセンサーの誤作動やペアリングのなんがあります。致命的ではないのですが、日本製のイヤホンよりも若干使い勝手が悪いです。しかし、中間音の迫力は他に類を見ません。3万円クラスのイヤホンよりも全然すごいです。

映画の業界ではソニーの業務用ヘッドフォンやセンハイザーのヘッドフォンなどがモニター用に使われることが多いのですが、それらに匹敵する音の良さがこのイヤホンにはあります。ただ、ノイズキャンセリング機能がないのが残念。でも、自宅だったり、それほど煩くないカフェなどで配信映画を見るのにはかなり十分な音質を提供してくれます。

価格は国内販売で3990円。アリエクスプレス などの中華ショッピングサイトでは2000円程度(偽物多し・到着まで1ヶ月かかることも)。

私は、動画編集のフリーランスをしている友人の使用しているものを聞いて、即、中華サイトのアリエクスプレス で購入しました。価格は2200円。国内正規品はアマゾンや楽天でも若干割高ですが帰るようです(私が買おうとした当時は販売停止中でした)。

もし、映画鑑賞用のワイアレスイヤホンに不満のある方。ぜひ一度試して貰いたいです。

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