オーディオブック

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菅義偉と安倍晋三を対比。岸田文雄が変な人扱い。自民党のネチネチの根回し術が学べる『安倍晋三秘録』石橋文登

文章が下手でかつ会話が酷いので、絶対そんなことはしていないと思うが、とにかく風速はわかる。ネチネチした自民党のこういう組織論は、日本で組織に属していれば、あらゆるところで役に立つのは間違いない。そういう意味で、とてもいい本かもしれない。
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東京芸大OB監督が解説。権威を無視されるこれからの映画視聴。ただし、Z世代の定義がただの”大学生層”の可能性あり『映画を早送りで観る人たち』稲田豊史

本書で語られる“Z世代”の定義だが、よく考えると80年代も90年代も00年代も、大学生という存在、まだ社会に出ていない、自分の評価が定まっていそうで定まっていない存在の全世代的な定義に、かなり被っているのだ。古い言葉で言うと、1980年代の新人類を私は思い出した(笑)。
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アメリカ民主党が、なぜ、偽善を言えなくなったのか?凶暴化するリベラルの本質に迫る『それをお金で買いますか 市場主義の限界』マイケル・サンデル

アメリカ人に騙されたくない人が、注意深く、深読みに深読みを重ねて読み返す本であり、マイケル・サンデルの本が好きだから読む、というスタンスは通用しないと思う。
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検察の隠蔽・もみ消し・捏造を公開。検察の本質を語り尽くす『生涯弁護人 事件ファイル1 村木厚子 小澤一郎 鈴木宗男 三浦和義』弘中 惇一郎

弘中氏の当初の“検察の闇を暴きたい”という意志とは、全く逆の、悪用とも呼べる読み方になるのだが、私は一般市民が検察を動かして、自分の目的を果たすための書籍として本書を薦めたい。
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超ヒマな“ボロ儲け組織論”、隠れた“利益積み増し”、見た目だけの“値引き”『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』エリヤフ・ゴールドラット

世の中には、京セラの稲盛和夫や堀江貴文、両学長のような生まれながらに、金を稼ぐことや経営学を知っている人間がいる。それはこれまで特殊な才能として崇められてきた。だが、本書『ザ・ゴール』はそれを超簡単に表現した書籍だと言える。
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インデックス投資の次に読むべき。両学長、厚切りジョンソンの次。実感のある書籍『10万円から始める! 割安成長株で2億円』弐億 貯男

株式投資の入り口は深く、その道中は闇だらけで、やればやるほど上手くいかない。これまでの多くの書籍は、その点を考慮して不要な情報を盛り込みすぎたものがほとんどだった。
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後ろ向きでバカバカしい思いつきが突破口に。プロや努力家と徹底的に戦わない。元気が出る本『Kindle出版の時給』浅見陽輔

この著者は、出だしから最後まで無知すぎて壁にぶち当たりまくり、そして、それらの壁を当初想定したのと"全然違う"解決策でどうにか乗り切っていく。副業とはえてしてそう言うものなのだと思う。
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検察は治安が悪くなると脅されている。ゆえに悪質な行為を繰り返す『生涯弁護人 事件ファイル2 安部英(薬害エイズ)・カルロス・ゴーン・野村沙知代』弘中 惇一郎

本書では検察を引退した人が弁護士になったいわゆるヤメ検弁護士は絶対に、雇ってはいけないという。だが、特に有名人裁判ではこの悪質なヤメ検弁護士が、さまざまなルートを駆使して弁護に当たる場合が多い。カルロス・ゴーンも当初はこのヤメ検弁護士が担当して地獄に落ちかけた。
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現役映画監督が読む。ボケ老人の蓮實重彦による自己正当化の末路。誰も引き継いでくれない映画理論の行末『ショットとは何か』感想・概要

いきなりだが、私の考える蓮實重彦の時代に適合できず、ダメだった部分、取りこされた部分を以下にまとめてみたいと思う。読みたくない人は、読まない方がいい。
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中国分析の第一人者である遠藤誉・副島隆彦・石平氏たちの情報から、今後の中国の動向について考える。メイン書籍『ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略 世界はどう変わるのか』遠藤誉

本書の冒頭で、遠藤氏は自身の中国での生い立ちに触れる。そして、ウクライナ侵攻が自信にとって、幼児期のトラウマを引き出し、激しいPTSD(心的外傷後ストレス障害)となって表れたという。