オーディオブック菅義偉と安倍晋三を対比。岸田文雄が変な人扱い。自民党のネチネチの根回し術が学べる『安倍晋三秘録』石橋文登 文章が下手でかつ会話が酷いので、絶対そんなことはしていないと思うが、とにかく風速はわかる。ネチネチした自民党のこういう組織論は、日本で組織に属していれば、あらゆるところで役に立つのは間違いない。そういう意味で、とてもいい本かもしれない。 2023.04.04オーディオブック書評
映画制作レオス・カラックス、キアロスタミの名プロデューサーで、映画美学校・東京藝術大学の映画専攻を作った人物の謎に包まれた反省『インディペンデントの栄光 ユーロスペースから世界へ』堀越謙三 これはむしろ、周囲との関係性で思わぬトラブルを起こしがちな、映画監督を目指す人間が読んでおくべき内容ではないかと思う。かなり役に立つ堀越氏の心情が綴られている。 2023.03.20映画制作書評
オーディオブック東京芸大OB監督が解説。権威を無視されるこれからの映画視聴。ただし、Z世代の定義がただの”大学生層”の可能性あり『映画を早送りで観る人たち』稲田豊史 本書で語られる“Z世代”の定義だが、よく考えると80年代も90年代も00年代も、大学生という存在、まだ社会に出ていない、自分の評価が定まっていそうで定まっていない存在の全世代的な定義に、かなり被っているのだ。古い言葉で言うと、1980年代の新人類を私は思い出した(笑)。 2023.03.02オーディオブック映画制作書評
書評ノーパンしゃぶしゃぶ。1992年の天皇の中国訪問。竹下登の親米ではなかった『世界が破壊される前に日本に何ができるか』副島隆彦・孫崎享 陰謀論とも片付けられがちな内容も多いが、この二人が語り合うことで、その情報制度は高まって、陰謀論の範疇から、かなり事実に近いものだとも受け取れるようになる。 2023.02.25書評
映画制作中国人に土地を売る不動産ブローカーの父と娘の映画。ストーリー構造が珍しい『ひかりのたび』澤田サンダー この『ひかりのたび』のような映画は、今後増えていくのではないかと、私は期待されている。このくらいの複雑さが、従来の「時間内に見る」のではなく、配信として、止めて調べたり、別の日に見ていく映画として、マッチしているように感じる。 2023.02.24映画制作書評雑感
オーディオブックアメリカ民主党が、なぜ、偽善を言えなくなったのか?凶暴化するリベラルの本質に迫る『それをお金で買いますか 市場主義の限界』マイケル・サンデル アメリカ人に騙されたくない人が、注意深く、深読みに深読みを重ねて読み返す本であり、マイケル・サンデルの本が好きだから読む、というスタンスは通用しないと思う。 2023.02.17オーディオブック書評
書評混乱期に的中率を上げる情報解釈術を見る『世界人類を支配する悪魔の正体』副島隆彦&ベンジャミン・フルフォード この二人は裏付けを取ろうとすれば、ないわけではない情報を発信している。だが、それが的確な未来予測であっても、日常生活のバランス感覚を維持する方が全然優先度が高い。 2023.02.13書評
投資追い出された李克強が、中国に民主政治をもたらす。戦争準備をする習近平の本質『習近平独裁は欧米白人(カバール)を本気で打ち倒す』副島隆彦 実質的な共青団のリーダーであった脱落した李克強のその後の展望を、本書では副島隆彦氏は詳しく書いている。おおまかに言うと、彼が起点となって、アメリカの民主党のような存在に共青団を変えていくと言うことらしい。 2023.01.17投資書評
オーディオブック超ヒマな“ボロ儲け組織論”、隠れた“利益積み増し”、見た目だけの“値引き”『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』エリヤフ・ゴールドラット 世の中には、京セラの稲盛和夫や堀江貴文、両学長のような生まれながらに、金を稼ぐことや経営学を知っている人間がいる。それはこれまで特殊な才能として崇められてきた。だが、本書『ザ・ゴール』はそれを超簡単に表現した書籍だと言える。 2022.12.13オーディオブック投資と映画映画制作書評
オーディオブックインデックス投資の次に読むべき。両学長、厚切りジョンソンの次。実感のある書籍『10万円から始める! 割安成長株で2億円』弐億 貯男 株式投資の入り口は深く、その道中は闇だらけで、やればやるほど上手くいかない。これまでの多くの書籍は、その点を考慮して不要な情報を盛り込みすぎたものがほとんどだった。 2022.11.28オーディオブック書評