書評

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混乱期に的中率を上げる情報解釈術を見る『世界人類を支配する悪魔の正体』副島隆彦&ベンジャミン・フルフォード

この二人は裏付けを取ろうとすれば、ないわけではない情報を発信している。だが、それが的確な未来予測であっても、日常生活のバランス感覚を維持する方が全然優先度が高い。
投資

追い出された李克強が、中国に民主政治をもたらす。戦争準備をする習近平の本質『習近平独裁は欧米白人(カバール)を本気で打ち倒す』副島隆彦

実質的な共青団のリーダーであった脱落した李克強のその後の展望を、本書では副島隆彦氏は詳しく書いている。おおまかに言うと、彼が起点となって、アメリカの民主党のような存在に共青団を変えていくと言うことらしい。
オーディオブック

超ヒマな“ボロ儲け組織論”、隠れた“利益積み増し”、見た目だけの“値引き”『ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か』エリヤフ・ゴールドラット

世の中には、京セラの稲盛和夫や堀江貴文、両学長のような生まれながらに、金を稼ぐことや経営学を知っている人間がいる。それはこれまで特殊な才能として崇められてきた。だが、本書『ザ・ゴール』はそれを超簡単に表現した書籍だと言える。
オーディオブック

インデックス投資の次に読むべき。両学長、厚切りジョンソンの次。実感のある書籍『10万円から始める! 割安成長株で2億円』弐億 貯男

株式投資の入り口は深く、その道中は闇だらけで、やればやるほど上手くいかない。これまでの多くの書籍は、その点を考慮して不要な情報を盛り込みすぎたものがほとんどだった。
オーディオブック

後ろ向きでバカバカしい思いつきが突破口に。プロや努力家と徹底的に戦わない。元気が出る本『Kindle出版の時給』浅見陽輔

この著者は、出だしから最後まで無知すぎて壁にぶち当たりまくり、そして、それらの壁を当初想定したのと"全然違う"解決策でどうにか乗り切っていく。副業とはえてしてそう言うものなのだと思う。
オーディオブック

検察は治安が悪くなると脅されている。ゆえに悪質な行為を繰り返す『生涯弁護人 事件ファイル2 安部英(薬害エイズ)・カルロス・ゴーン・野村沙知代』弘中 惇一郎

本書では検察を引退した人が弁護士になったいわゆるヤメ検弁護士は絶対に、雇ってはいけないという。だが、特に有名人裁判ではこの悪質なヤメ検弁護士が、さまざまなルートを駆使して弁護に当たる場合が多い。カルロス・ゴーンも当初はこのヤメ検弁護士が担当して地獄に落ちかけた。
オーディオブック

現役映画監督が読む。ボケ老人の蓮實重彦による自己正当化の末路。誰も引き継いでくれない映画理論の行末『ショットとは何か』感想・概要

いきなりだが、私の考える蓮實重彦の時代に適合できず、ダメだった部分、取りこされた部分を以下にまとめてみたいと思う。読みたくない人は、読まない方がいい。
オーディオブック

中国分析の第一人者である遠藤誉・副島隆彦・石平氏たちの情報から、今後の中国の動向について考える。メイン書籍『ウクライナ戦争における中国の対ロシア戦略 世界はどう変わるのか』遠藤誉

本書の冒頭で、遠藤氏は自身の中国での生い立ちに触れる。そして、ウクライナ侵攻が自信にとって、幼児期のトラウマを引き出し、激しいPTSD(心的外傷後ストレス障害)となって表れたという。
書評

『愛子天皇待望論』(副島隆彦)を読んで、日本の父権性や統一教会問題について考えてみる

本書の最も肝である冒頭で『愛子天皇待望論』最も肝である部分の写真を掲載した。山縣有朋の写真と、昭和天皇兄弟の写真である。本書のメインテーマは『万世一系など存在しない』であり、ゆえに『女性天皇は問題ない』というものだ。
オーディオブック

破綻した過去のあるステイトストリートと、ETF・投資信託の破綻の歴史も『インデックス投資は勝者のゲーム』ジョン・C・ボーグル

著者ボーグルのいうインデックスファンドの歴史というのは、現在の安定・安全なイメージが裏切られるほどの内容だ。それなりに危険で騙しも多かったことがわかる。それでもどうにかETF・投資信託市場は、40年ほどの時間をかけて徐々に安定化したのが本書でわかる。