オーディオブック

破綻した過去のあるステイトストリートと、ETF・投資信託の破綻の歴史も『インデックス投資は勝者のゲーム』ジョン・C・ボーグル

著者ボーグルのいうインデックスファンドの歴史というのは、現在の安定・安全なイメージが裏切られるほどの内容だ。それなりに危険で騙しも多かったことがわかる。それでもどうにかETF・投資信託市場は、40年ほどの時間をかけて徐々に安定化したのが本書でわかる。
書評

あの戦争はビクトリア・ヌーランドが2014年に仕組んだ。佐藤優の目立つ回『欧米の謀略を打ち破り よみがえるロシア帝国』副島隆彦・佐藤優

重要なのは、そもそもこの盛り上がりを作った、副島隆彦氏のビクトリア・ヌーランドへの分析が10年以上前からなされていたことであり、その結果8年前に戦争が起きると予測したその予言の的中である。
オーディオブック

オリックスの優待廃止を予言。優待株の地獄も解説『現役銀行員・証券アナリストがやっている トクする株主優待の選び方: たったの3ステップ!』浅見 陽輔

この著者が暴いたのは、クオカードを優待にする企業は、株主を食い物にし、優待をすぐに止める可能性が高いということである。この事実を私は知らなかった。
投資

予防線を張れる知識が満載。更新料、ワンルームマンション投資詐欺、価格交渉など『正直不動産』(15)夏原武

更新料 価格交渉 契約の誘引 1Rマンション投資 買取保証 原作者のスペシャルエッセイ(更新料・価格交渉・宅建業者のタブー行為) 原作者の取材こぼれ話
投資

米国高配当ETFの知られざる秘密:VYM・HDV・SPYDの本性

構成銘柄が重複しているからと言って、性質が似ているということはない。むしろ、高配当三兄弟のSPYD、HDV、VYMは、全くの別人で似てすらいない。黒人、宇宙人、犬、くらい全然違う。
オーディオブック

予測を的中し続ける人がなぜいるのか?人間の未来は暗いのか?『NOISE 組織はなぜ判断を誤るのか?』(上下巻)ダニエル・カーネマン

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});NOISE 上 組織はなぜ判断を誤るのか? posted with カエレバ楽天市場で購入Amazonで購入NOISE 下 組織は...
映画制作

非アメリカ映画の「世界新記録」を目指した作家:小林政広『愛の予感』など。小林監督と私の個人的な思い出なども

もし、あなたが「一生で一本の映画を見てみたい」と思うのなら、本作『愛の予感』は好き嫌いは激しく分かれるが、それでも確実に「一生で一本の映画」になることは間違いない。
オーディオブック

「子供が泣き止む&不機嫌がおさまる」Amazonプライムビデオランキング:子育て中の映画監督と保育士妻が考えた夜泣き対策

トップ3に挙げられるコンテンツは、夜泣きなどの極度の不機嫌に、恐るべき効果を発揮すると思います(個人差もあるでしょうが)。特に一位のベビーバスは、現在でもヘビーローテーション(いつあきられるのかがむしろ怖い)です。
オーディオブック

株主の行動で、株価を釣り上げる手法が満載。究極のバリュー投資『生涯投資家』村上 世彰

フジテレビ事件の最大のポイントは、やる気だったホリエモンと、やる気がなくて儲けるしか頭になかった村上ファンドの温度差だった。本書を読む限り、その辺は正直に書かれていないが裏で動き回る村上氏の内情が結構ナマナマしく描かれる。
オーディオブック

ワークショップ本の闇と効能『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』を例にとって語ってみる。

この本には自分を過剰に見つめるという行為ついてくる。その行為は、いろいろな効能がある。ここでは説明できないが、自分を見つめる、と言ってやめていく人を多く見てきたのもある。一番良くないのは、この手の本を「世界的なアーティストが読んでいるから」という感覚で手を出すことだと思う。ワークショップ本は、場合によってはその人の作家人生にとどめを刺すこともあるし、後退させる可能性もないわけではないからだ。